オレが監督だ！Ｖｏｌｕｍｅ２ 〜激突ペナントレース〜

書いた日: 2002.3.10 2002.3.17

ゲーム内容

昨年発売された同タイトルの 2002 年度版です。内容は普通の監督型の野球シミュレーションで、経営要素やアクション要素はありません。

データは 2001 年度データ。なので、阪神の監督は野村、中日は星野のままだったりするのがかなり萎えます。特に今年は巨人も原になったりとその辺がクローズアップされてるだけに少し痛いかも。

* まあ実質ゲームに影響するとは思えんが…。

* ↑一応、「試合方針」てので作戦パターンがパラメータ化されてはいますけどね…。

主に試合以外の部分

ゲームを始めるとまずは球団選択。その次に監督データの作成です。前作のスローガンは「大統領が俺の夢」だったんですが、今回「大統領」の選択肢が削られていたため、泣く泣く変更を余儀なくされました。

で、↓な感じに。

さてさて、作成が終わると薄暗いドームに連れていかれ、ヘッドコーチが新監督を選手たちに紹介するという場面のムービーが流れます。※薄暗いのは単にウチのテレビの仕様かも知れません。

この後、ペナントモードに突入します。

選手たちを前に悦に入る新監督。ドーン！とかココロのすきまを埋めたりはしません。

このゲームで監督が行う役割は大きく以下の６つでしょうか。

• スタメン、投手ローテーションの設定
• 試合前の練習指示
• 試合の指揮
• マスコミ対応（インタビューの返答）
• トレード交渉
• ドラフト候補や新外国人の探索

# 実際のゲーム上での分け方ではなく、自分なりに分類してみました。

これらの指示の大半は呼ばれると必ず一礼して敬語で話す、まるで外国人が持っている偏った日本人像を思わせる非常に礼儀正しいコーチ陣とのやり取りで実現されます。つか暗に馬鹿にされてるって事？（被害妄想）どちらにしろうざいインターフェイスではある。

また、各コーチの下で練習を行っている選手とも会話も出来ます（こいつらも同様に礼儀正しい。）。この会話で調子とか分かるのかな…。何せマニュアル読ますにやってるんでよくわかりません。選択肢も意味がわからないものばかりだし。選手の反応もチョット頭がアレな感じで、「調子どうよ？」って聞いただけで突然怒りだしたり。気が滅入ります。

干される山崎。

一通り練習風景を見回ったあとはヘッドコーチを呼びつけて、試合モードに進みます。このとき試合に対するモチベーションやら、コーチに指揮を任せるかどうか等を選択します。

* 試合を観る／観ないや、観戦時の試合速度を設定できるんですが、そいつはシステムメニューに置かれています。

試合開始直前には、どの選手が何のスキルを獲得したかなどのトレーニング成果が表示されます。ちなみにこの時具体的な数値が一切出て来ないのですが、これは好き嫌いが別れるところかも知れません。個人的には物足りなくも感じましたが、特に違和感を感じたり困ったりする事もないので問題ないかなと思いました。

開幕戦 Ｄ×Ｃ

試合風景です。

紀藤、急遽リリーフ登板！

初球逆転３ラン！！！ｗ

やる気の無い継投。渡辺君、あとは頼むよ。

…と思ったらコンビニでは結構愛想が悪いと評判な立浪さんが逆転２ラン！！

ギャラード、ピシャリ。歓喜のガッツポーズ。

コマンド入力は L or R ボタンを押しながら方向ボタンで決定。この操作は結構やり易かった。

試合終わって

試合が終わると、ホームゲームで勝った時（？）にインタビューがあるので適当に受け答え。たまに試合前にもあります。

新聞も読めるＹＯ！

その他いろいろ

…とまあ以上の様な試合を１３０回ほど繰り返せばペナントレース終了です。まだオールスター戦の辺りまでしか進行してませんので、続きはまたのちほど。

以下、書き足りなかった事柄を少々。

選手のエディット機能

ありません。

トレード機能

トレードは交換トレードのみです。他球団の欲しい選手を選択すると、自チーム内から放出する選手の候補を自動的に選んでくれます。まあこれが笑えるっつーか、萎えるっつーか。

念の為に言っておきますが、全て成功例です。よりによって大豊と小久保て。あり得ねー

特訓モード

練習中に選手に声が掛けられるんですが、たまに特訓を選択することが出来ます。

てノックかよ！

空振りした挙げ句に選手をどなる鬼監督。（本日の犠牲者：波留選手）

面白いですか？

腐ってるインターフェイスの改善案について

いや、アリはアリだと思うんですよ。無味乾燥な文字だけの画面での操作ってのは見栄えが悪い。しかし GUI と CUI の違いみたいなもんでね、慣れてくると必要な分の操作だけで済ませたいんです。

特に顕著なのがスタメン設定と一軍・二軍の入れ換えが別画面になっている部分。例えば二軍降格させたい選手がスタメンの場合、一旦スタメン設定画面に戻ってその選手を控えに回し、その後再度二軍降格の操作をするという手順を踏まなければならない。また外国人を一軍昇格させようとした場合に人数制限に引っかかる事があるのだが、この場合も一旦スタメン設定画面で誰を入れ替わりで落とすか決め、二軍降格でその選手を外し、空いた枠の中に元々上げたかった選手を昇格させる…、という長い長い道のりを経ることになる。

この辺の作りはセンスの問題、と言ってしまうと発展牲が無いかな。取り敢えず自分なりに少し考えてみたのがコレ↓

取り敢えず全部見せる。もちろん画面間の行き来が無くなれば操作によるストレスは無くなるし、更に全体を見渡せる事で、控えを含めた現存戦力がどういった形なのか把握しやすくもなる。

まぁコンシューマ機のテレビ画面前提の解像度で実現できるかどうかは微妙だが、LR ボタンを駆使すれば出来るんじゃねーのかと。弊害はこの画面の使い方を事前に覚えないといけない事か。んー、結局判り易い操作を選ぶのか、使い易い操作を選ぶのか…どっちにしても微妙かー。

次回予定

• 外国人獲得
• スカウト、ドラフト