野球本紹介

文春文庫ビジュアル版/プロ野球シリーズ

タイトル主な収録選手
豪打列伝長嶋茂雄 王貞治 田淵幸一 小鶴誠 桑田武 藤村登美男 野村克也 他30人
豪球列伝稲尾和久 別所毅彦 平松政次 江夏豊 江川卓 他26人
助っ人列伝バース マーシャル マニエル リー レオン マルカーノ 他22人
暴れん坊列伝東尾修 別所毅彦 金田正一 張本勲 大杉勝男 クロマティ 江本孟紀 平松政次 岡村浩司 江藤慎一 他15人
功守功走列伝吉田義男 三宅秀史 鶴岡一人 山田伝 高田繁 苅田久徳 他31人
魔球伝説村田兆治 山本和行 山田久志 西本聖 江川卓 他31人
熱闘プロ野球三十番勝負天覧ホーマー 王756号 ブライアント4連発 阪神のバックスクリーン3連発 落合が斎藤から逆転サヨナラ3ラン 他25試合
清原和博VS桑田真澄清原和博 桑田真澄
豪打列伝2落合博満 門田博光 山本浩二 掛布雅之 他25人
ヒーロー伝説権藤博 木田勇 三井雅晴 安藤元博 久保征弘 堀本律雄 他22人
野茂&イチロー野茂英雄 イチロー

ベースボール革命(ベースボール・マガジン社/グレイ・R・ライト、トム・ハウス著/薙野正明 訳)

 数字のための数字から離れ、その裏に隠された野球の本質を探るこの一冊。実は読んでません。しかし野球ファンの方なら目次だけ見てもかなり興味をそそられること請け合いの筈。取り敢えず目次だけあげときます。

  1. 捕手防御率(CERA)を考える
  2. エラーという記録の無意味さ
  3. ピート・ローズとタイ・カッブにおける実像と虚像
  4. 消え去ってしまうのかナックルボール
  5. ピッチング1 - 野球の歴史から学ぶ
  6. ピッチング2 - 投手の労働負荷の測定
  7. ピッチング3 - 4人先発ローテーションへの回帰
  8. 「修理」でなく「改善」を
  9. もしもいまが7月ならば…
  10. 球場には特別な魔力がある
  11. なぜ”リトル”ジョー・モーガンを高く評価するか
  12. かつて本物の選手がいた

プロ野球記録大鑑(講談社/宇佐美徹也)

昭和 11 年から平成 4 年までの大記録集。但しマニアックな記録ばかりなんで、普通の記録を捜すのには結構手間取る。記録マニア用。(エンサイクロペディア持ってないんだけど、あっちはどんなもんなんでしょう?)

野球小僧(白夜書房)

 (NO.1)「記録の神様・宇佐美徹也 幻のサイコロ野球ゲーム」や「全国制覇!バッティングセンターを巡礼する男」等、個人的につぼを突かれまくりの正に『野球』の本。巨人軍ってやっぱり古いだけあって凄いんだなぁ(昔は)と感心したり、苅田久徳氏のインタビューなどなかなか面白くてお薦め。

特集:

プロ野球の経済学(日本評論社/樋口美雄)

 プロ野球を経済的観点から分析。日米での選手の育成方針、制度、組織的な仕組みの違いや、日本プロ野球界における様々な制度、仕組み(ドラフト制度、トレード、放映権システム等)を解説、問題提起する。同種の本は無いような気がするのでこれはこれで手元に置いておきたい一冊です。(刊行が1995年なので内容がチト古いかも)

科学する野球 実技編(ベースボール・マガジン社/村上豊)

 投球・打撃動作はの基本は、身体の捻りと体重移動にあるという論。他の技術本に対する指摘等も含めながら、動作についての説明をしている。一つの理論に固執しないっていう心構えも含めて、色々と参考になる内容でした(結果はともかく)。

テクニカル・ダイジェスト/プロ野球選手の連続写真フォーム解説集(ベースボール・マガジン社 B.B.MOOK シリーズ)

 言葉など不要!!その躍動する肉体の織り成す奇跡に刮目せよ!!!

ベースボールの物理学(紀伊國屋書店/ロバート・アデア 著/中村和幸 訳)

 タイトルのとおり。ボールの縫い目は、カーブにどう影響するのか?レジー・ジャクソンのアッパーカット打法、その強さの理由とは?ランニングキャッチを成功させるには?等。

野茂のフォークはなぜ落ちる(日本実業出版社/小岩利夫)

 「ベースボールの物理学」と同じく野球を物理学の視点からみた解説書。こちらは投手(投げられるボール)に絞った内容になっている。

プロ野球助っ人三国志(毎日新聞社/小川勝)

 タイトルからも分かるように歴代助っ人外国人の名鑑です。メジャーな選手はその活躍だけではなく、日本でプレイするまでの経緯や日本に来てからの心暖まるエピソードなどが満載。まぁ自分的にはちょっと物足りないかな、といった感じですが。

12球団全選手名鑑(日本スポーツ新聞社 ホームラン3月号増刊)

 支配下選手の確認には便利な一冊。シーズン記録や歴代記録なども充実しています。その他に審判員や解説者、アナウンサーの紹介もあります。ちなみに昔は巻頭のカラー写真にノルマと期待度があったんだけど、最近のには無くなっちゃいました。巻末の予想メモは健在。

 1990〜2000 年度版所有

ベースボール・レコード・ブック(ベースボール・マガジン社)

 毎年刊行されるセパ及びイウ・リーグの公式戦全試合のスコアを掲載。巻末には選手(680 人くらい。その年に所属していた選手か?)の年度別記録もあり、収録されている記録は半端ではない。毎年変わる特別企画も面白い。

 1995〜2001 年度版所有

プロ野球スカウティングレポート(ザ・マサダ/江川卓 解説/二宮清純 プロデュース/宇佐美徹也 データ監修/IBM, アソボウズ データ提供)

 セ・パ現役 300 名の成績、特徴を江川卓が一人一人解説。球種の頻度やカウント別成績、走者別打撃成績や安打方向など、野球ゲーのデータ作りには生データよりは結構役に立つかも。

 最近刊行されたものは収録選手が約 600 名に増え、タイトルの頭に「江川卓」が付くようになった。しかしこんなデータ本の購入層に対するアピールとして、江川卓ってどうなの?という気がしないでもない。『オレ流スカウティングレポート』とかなら喜んで買うんだがナー。

 1997, 2000〜2001 年度版所有

季刊ベースボールマガジン(ベースボール・マガジン社)

 シーズン後の総決算号は、名監督2の選手データ更新時には必須となります。しかしそれ以外の号についても、救援投手特集、外国人選手特集、痛快!三振ショー等、そのつぼを押さえた作りはプロも納得。(何のプロ?)詳細データも然る事ながら色々な逸話、裏話的な内容も充実しており、野球ファンに堪えられないものとなっております。

ピッチングの正体(ベースボール・マガジン社/手塚一志)

ジャイロボール

Major とか参照。

バッティングの正体(ベースボール・マガジン社/手塚一志)

シンクロ

Dreams とか参照。