俺の名は高梨治マン。しまっつ。また遅刻だよ。
そしていつもと変わらぬ風景。
いつもの様に担任の出欠席の確認が始まった。
「高梨っ、高梨は居ないか?」
いつもと同じ風景…かに見えた教室。
しかしである!
普段とは違う状況がただ一つだけ存在したのである。
なんと、この時点で既に教室には筏君の姿があったのだ!!
オー!ノー!やはり間に合わなんだか…
ってなんだと!?
筏の野郎がもう居るじゃねえか!
一体全体どうなってんだいセニョール!!
担任が高梨の存在に気づく。
「高梨…遅刻だな。」
「すいません…」
「あとで職員室に来るように。」
「やーいやーいバーカ!」
「お前ぇもだ筏!お前は隣のクラスだろうがァっ!!」
「…アレ?」
こうしてまた人間高校の一日が始まった。
本編で遂に姿を現した高梨治マン。彼がこの後、人間高校野球部に一大ムーヴメントを巻き起こすことは記憶に新しい話です。キャプテンとの確執。筏君との死闘。マネージャーとのラブ&セックス。果たしてその後に残るものとは一体…!?
(マテ、次回!)