ピリリ ピリリ…
ピリリ ピリリ…
「あ〜もうなんだからピリピリしてイライラするなあ。うお。携帯電話が鳴ってるぞ。」
ピッ。
「はいモッシングモッシングこちら碇君ですがソナタは?」
「てゆうか人にもの聞く時には自分から名乗るのが礼儀なのでは?」
「あっ、そっか、僕は碇君…ってもう言っとるやないけ!!」
「ヤーイバーカ」ブチッ ツーツーツー
明らかに高梨の声であることを分かっていた筏君は、既に着々と高梨殺害計画を脳内宇宙にて模擬演習を完了するのだった。
「必ず殺す」
(続く)